〜☆恋愛学園物語☆〜(学園編)
(リク君に+20してください)

リク君が、
私に覆いかぶさるように上から、ぎゅっと抱き締めてリク君の身体ねぬくもりが伝わって来た。

「あれからずっと
菜月さんとまたあえる日を僕は待ってました。
また会えて嬉しい……です」

リク君の“肩が”
丁度私の顔の辺りに、
私もリクにずっと会える日を待って居たから。

けれど、ふと浮かんだのは熱で倒れて居たリク君ではなく、
リク君を階段から運んでくれた、リョウ君……。

リク君は、ダイキ君の事をきっと知らない。
リョウ君が似ている弟に対して苦しんで居た事も。

「菜月さんどうかしましたかっ……?
とてもつらそうに
僕は見えます」

リク君は密着し重なった身体から、少し離れ
リク君の手が、
私の肩に両手が乗せられ
僅(わず)かに
リク君の顔が悲しげに見えた。
「僕はずっと心配でした
菜月さんが
遠くに行ってしまったみたいで……、
会えない間に別の人と
一緒になってしまわないか」

リク君は、わづかに
少し目線をずらし顔を右斜めに移動させて居る。

私はリク君の気持ちに何って答えたらいいのっ? 「私はリク君ともっと一緒に居たい」
このままお進み下さい

「ごめん……リク君以外の人が気になって」

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