〜☆恋愛学園物語☆〜(学園編)
私は、闇の中が怖くなり みんなには悪いと
思いながらいつの間にか

学園の公園の方に無我夢中に逃げてしまった。

かのんさんもみゅうなさんも、私を止めたりしなかったのはわからない。

でも……
あの中に入るのは、
やっぱり怖くて……。

「菜月さん……?」

木の傍に、
ハルキ君とゆうや君が
立っていた。

『確かここは……
ハルキ君のぬいぐるみが埋められて居た場所』

ハルキ君は、
木に何かを書いて居た。

「……ハルキ君?
それは?」

ハルキ君が木に何かを書いて居たけど、
なぜか隠されてしまった。
「あっつダメ見たら、
これは、ゆうやと僕の
秘密の言葉なんだから」

ハルキ君は、
木を必死に隠すので
見たら悪いと思い、
やめた。

「……うんわかった
それより、映画館で
暗い渦を見つけたんだけど……ゆうや君もハルキ君も一緒に来てもらえないかな?
私……かのんさんやみゅうなさんと一緒に行くのが 怖くて」

ゆうや君が私の方に近寄り。
手を握って来た。

「何か原因がありそうだねっ……
僕に出来る事があるなら
力になるよっ?」

ハルキ君がゆうや君の
言葉にむくれ、
少し焼きもちを妬いて
私の方に、駆け寄ってきた。

「むぅ……
ゆうや一人じゃ無くて
僕も行くよっ!」

ゆうや君がハルキ君の手も握り、
ハルキ君に笑顔を向けた。
「ハルキも勿論、
頼りにして居るから
一緒に行こう」

〈ゆうやハルキに+5してください〉


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