〜☆恋愛学園物語☆〜(学園編)

ゆうや君と

あれから季節は冬に
変わり。

12月24日
ゆうや君と学園イベントの“クリスマスパ‐ティ”
に参加する事にした。

みんなドレスを着飾り、
いつもと違い、
活気が生まれていた。

私もみゅうなさんと
かのんと、
みちるさんでドレスを学園内で借り試着したのもあって
かなり助かっている。

ゆうや君の姿はまだ見えない……、
この学園に入ってから、
人魚姫との戦いによって
みんなで力を合わせる事が……、
ふつうに恋愛するはずだった日々もいつしか、
変わった。

精霊たちは、
役目を終えて帰って行き、少しさみしい気持ちになった。

「菜月さんはいっ」

目の前に赤紫色の飲み物がはいった、
グラスを目の前に
差し出したのは。 

ゆうや君。
いつもの姿とは違い、
黒いス‐ツ姿に、赤いネクタイ

「今日の菜月さんいつも 以上に、素敵だねっ
似合って居るよっ」

ゆうや君は私の腰に手を回し、物凄く近くに寄り添い。グラスの中身を飲み干すと、学園での
ダンスパ‐ティ‐が
始まった。

ゆうや君にリ‐ドされ、
私は、ちょっとおどおど
しながら、
ステップを踏んだっ。

あっと言う間に、
ダンスパーティ‐は終わり
学園の窓から月が見えていた。

「ゆうや君……、あのっ」
「人も多いからどこかに移動しようかっ」

っと、ゆうや君は、
私の右手を掴み
人気(ひとけ)の少ない 時計台の中に入って行く。
手を取り合い、
一段一段階段を昇り
月に照らされ、
階段が明るく見える。

上までたどり着くと、
ゆうや君は、
ポケットから何かを取出し。

「……初詣も一緒に行こう、菜月さんさえよければ」
私は、ゆうや君は、
私の首に手を回し、
何かをつけてくれた。

ハ‐トの形をしたネックレス。

「こうすると」

っとゆうや君のハ‐トと重なり一つのハ‐トに。

こうして私達は、
学園での生活を満喫し
無事に鐘の鳴る場所で
結婚式をあげました。

ハッピーエンド

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