〜☆恋愛学園物語☆〜(学園編)

リク君と

私は、
学園のバ‐チャルシュ‐ティング
施設にリク君を誘った。

椅子に腰掛け、
頭にヘルメットをかぶり、現れる敵を倒すゲーム。

リク君は、
バーチャル施設にちょっと抵抗もあったけど、
やり始めたら、
お互いに楽しめた。

右側の壁から、
敵が出るとレ‐ザ‐の銃で打って得点が上がると、
景品が貰える。

「リク君右に、敵が……」

リク君側の岩からこっちを狙う敵が。
リク君は銃を向けて打つと、敵を撃退した。

「菜月さんの目の前に……」

“シュ”
っと、攻撃され
撃退され、
得点が減ってしまった。

景品は得点が足りず貰えなかったけど、
手を繋いでバーチャル施設から出た。

「新しいバーチャルは楽しかったです」

笑みを浮かべている、リク君が可愛くて
リク君を思わず抱きしめた。
リク君は顔が赤くなり

「あっあのぅ……菜月さん」

っと、カバンから
物を取り出すと、
私に見せてきた

そこにあるのは、
“サンドイッチ”

「リク君が作ったの?」

リク君は、
うなづき少し嬉しそう。

「嬉しい、あの木の下で食べよっ」

っと、真心籠もった
玉子とじゃがいものサラダのサンドイッチを
仲良く食べた。

その後、
学園の中の鐘の鳴る
館で結婚した。

ハッピーエンド
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