〜☆恋愛学園物語☆〜（学園編）

足の膝迄水が浸かり、
目の前に黄色く光る。

だがっ…、ゆうや君の
足が止まり、
何かに引きずり込まれていく。

「ゆうや君…大丈夫？」

するとゆうや君は、私を、岸の方に軽く投げた。

「ドサッ」

見るとゆうや君は、肩の方迄浸かり。

「ゆうや君！！」

沈む体。

問題です…。

彼を助けたければ、
問題に答えて下さい。

この学園の、卒業生は、
何人でしょう？

赤…525人
黄色…1262人

さぁ答えて…。

「えっ…そんなの
わからないよっ…卒業…、した人？」

振り向くとゆうや君の、
姿が水面から消えようとしている。

「くっ苦しい…」

もがけばもがくほど、足を引きずり込まれる。

「どうしよう…
答えを間違えたら…」

その時、ゆうや君の姿が
水面から完全に消える…。
「ゆうや君！？
うそっ…どうして…」

「さぁ…早く答えて、
赤か黄色か…」

「えっ…えっと…」

赤…
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