〜☆恋愛学園物語☆〜（学園編）
私はリョウ君の地図を頼りに向かうと洞窟だと思う地下へと続く場所に辿り着いた。


洞窟は学園の裏庭から、
地下に階段で降りた先にあった。

「このライトをライトは、一つしか無いですから、
菜月さん、僕に着いて来て下さい」

私は、リョウ君の手を取り前に進んだっ。

「きやっ…」

足元が滑りこけそうになる。

「大丈夫ですか？」

手を繋いでいたおかげで、転ばずに済んだっ。

「ごめん…、
どじすぎて…」

「滑りますからしっかり
捕まって居てくださいね」

段々、前方に大きな扉が、見え始める。

「あれは…何か居ます」

目の前に現われたのは、少女。

「こんな所にようこそ…」

目の色が赤くなり、
剣をかまえ戦闘体勢に移っている。

「困ったなぁ僕達には聖霊が居ないんです…」

「それは好都合…、
ここから先には、
行かせることが出来ないんです。諦めて引き返して
してください」

薄気味悪い声を込めた、
声が洞窟の中に響き渡る。

「リョン君…戻ろうっ…」

とっさに
壁に体を押し付け、
壁づたいに歩くが、
剣を構える女の人が近寄って来る。

「ここは僕が…、
菜月さん先に…」

リョウ君は、
女の人に立ち向かう。




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