SUN or RAIN ①

太陽Side*





1-Aの横を通って樹里ちゃんを見るのがいつの間にか日課になって
1ヶ月過ぎたある日の放課後――



図書館へ行った時雨を呼びに行った。



「―――」



中から話し声が聞こえる。


俺は扉を開けて中に入った。



そこにいたのは時雨と…樹里ちゃんだった。



「あ、太陽君。こんにちは」



いやいや、こんにちはじゃなくて。



えっ?



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