咲き舞う華は刻に散る


「何だよ…、気味悪く思わないのか?」



「思わねぇよ。何故、俺達がそんな事を思わねぇといけないんだ?それに過去の事も聞かされてねぇのに気味がる要素ねぇだろが」



「話さなかったのは傷が治るから…、化け物扱いされると思ったんだよ…」



美桜里はバツが悪そうに、土方達から視線を外した。



そんな彼女の反応に、土方達は一斉に溜息を吐いた。







< 300 / 615 >

この作品をシェア

pagetop