咲き舞う華は刻に散る
「布団に戻ろうか」
美桜里は沖田を支え、布団まで連れて行った。
「美桜里」
すると、彼は布団をかけた美桜里の手をを掴んだ。
前よりも筋肉の落ちた腕は力を入れているのかと疑いたくなる程、弱々しかった。
「前の告白の返事、聞かせて」
京にいた頃に美桜里は沖田に好きだと言われた。
美桜里も彼は好きだ。
しかし、それは愛しいとは違う。
仲間としての好きだった。
美桜里が本当に愛しく想うのはあの人だ。