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文化祭 後夜祭編

後夜祭に行こう!!

ということで、あたしたち、学校の生徒3人

と、生徒風のみなさん3人と、体育館に向か

った。

「…ダリィ」

「京ちゃん…俺の近くいてな?日向も」

「女の子いっぱい~」

「徠斗っ。美月、あたしに頼っていいから。

あと、ヤスは暴走しないでよね!!」

「目立たねぇ程度に暴走してやるから、安心

しやがれチビ」

「暴走言うな!!チビ言うな!!」

「橘、我慢して」

「はる君っ」

「このバカはどうにかなんねぇ。けど、橘は

我慢できるでしょ?ヤスより、大人だし」

「う~ん…我慢してあげるよぉ」

はる君の褒め上手に免じて、我慢してあげよ

う。

チビはやっぱり、余分だけど。

「さ~、始まりました!!最初のランキング、

人気クラスの順位ですっ!!」

人気のあったクラスは、特典があるらしく、

すごく盛り上がっていた。

「1位は、2年C組の奉仕カフェです!!メイ

ド、執事服は人気があり、過半数を占めまし

た」

うちのクラス、優勝かぁ。

一応、メイド服着た意味、あったかな?

「俺らも、カフェに入れたんだぜ!!」

美月が隣で、騒いでいて、ちょっと可愛かっ

た。

「女の子のメイド服は、萌えたよ~、なぁ、

美月?」

「うっせ、徠斗!!日向は可愛かったけど、他

の女には吐き気したよ!!」

徠斗は、そういうことね。

ただ、女の子が可愛いからってことね…

「…もう、徠斗は大人しくしてて…ヤスは、

溶け込んでるけど…」

盛り上がってる中に、ヤスが入ってもわから

ない。

「次は、今年から始まりました、新ランキン

グ、ミス恋泰と、ミスター恋泰!!」

“フーっ!!”

…何それ。

恋泰というのは、うちの学校の名前なのはわ

かる。

だけど、そのアンケート、聞いてないよ?

「他校や来校していただいた方々にアンケー

トして、美男美女のナンバー1を決めます!!

イェーイ!!」

だから、名前聞いてくる人がいた…?

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