私の彼氏は俺様系男子

「追試、明日だろ?」


「うん」


「満点とれたらどっか連れてってやるよ」


晴からまさかの提案。


「ほんとに!?」


やった!!
晴とデートだ♪


「満点じゃなかったら、それなりのことしてもらうからな?」


晴が意地悪そうな笑みを浮かべた。


「………絶対満点とるからっ」


「俺的には満点じゃないほうが嬉しいけどな」


晴が私に近づき、そっと頬に触れる。


「………っ」


触れられてるところが熱くなる。


晴は親指で私の唇をなぞる。


恥ずかしくて、目線を下に向けた。


「照れんなよ」



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