【短編】あしかくんは大変なものを盗んでいきました
あしかくんは大変なものを盗んでいきました



そうして、あしかくんとラッコくんは遊び過ごして何日かが過ぎました。





あしかくんはずっと気になっていたことをラッコくんに聞いてみました。





「ねえねえ、ラッコくん。
いつも大事に胸に抱えてるその貝なんだけど、何が入ってるの?」





ラッコくんは答えました。





「エヘ、エヘ、エヘ。これは秘密!秘密のアッコちゃん♪」





「えー、いいじゃん見せてよ!」





「ダメダメ黒部ダム!今度コンドルね〜!
あひゃひゃひゃ!」





「チェッ、ケチンボ!」





あしかくんはラッコくんの的を得ない答えに、少しイライラしました。





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