好きだから。


「ま、平凡生活してきた俺らには
高級ホテルみたいだよな」


雄大はそれだけ言うと、
黙ったまんまだった。


1階につくと、
夕方だからか、昼よりも人は少ない。

受付にいた安藤さんと目が合う。
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