小悪魔の溺愛
「先生・・・」


「・・・なんだよ」


「私と付き合ってたら、

いつまでたっても、結婚できないね?」


ちょっと驚いた先生。


「バカだな・・・

オレは、綾香が卒業するの、

待ってるんだけど?」



くっつけていた顔を離して、

先生を見た。


「待っててもいい?」


先生の気持ちが嬉しくて、

涙がポロリ・・・


「・・・泣くなよ」


「だって・・・

そんなこと言うとは思わなかったから」


「ダメ…?」

「言いに決まってるじゃん」
< 77 / 188 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop