小悪魔の溺愛
「アイツが帰ってきても、

こんな態度、取るつもりじゃないだろうな?」



「それは・・・」



「教師と生徒だっただけじゃねえか。

認めてやれ!」



拓の言葉に、

みんなが動かされたのか、

口々に、

オレに謝ってくる声が

聞こえてきた。



「先生・・・」


「何だ、佐々木」


「悔しいけど、認めるよ。

だから、学校やめないでよね?」


『そうだ』

みんなが言ってくれた。
< 88 / 188 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop