天然カノジョとツンデレカレシ!?



5.6時間目は保健室で休み

すっかり体調がよくなった私は、

放課後教室へ戻った。





「よかったぁ。ヒロまだいた!」



「おう!姫香、大丈夫か?俺のせいでごめんな…」




「椿先輩と同じこと言ってる~」




「いろいろ悪かった。あの後、先輩の姫香に対する思い聞いたら...なんか俺バカバカしくなってさ。あの人には負けたわ!」



いつの間に...そんな話したの?



「ヒロ…ありがとう!」



「けど、負けたって言っても俺は諦めたわけじゃねぇからな!いつでも俺に飛びついてこい!」




「ふふっありがとう!」





私は、勢いよくヒロに飛びついた。



ヒロの想いに応えられなかった分、




幸せになるよ…









絶対に。





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