天然カノジョとツンデレカレシ!?


「椿…?」


「………」



なんも言わないってことは、


女と付き合ってるの否定しないってことだよね?



なんで?



なんでよ椿。



違うって言ってよ




信じろって言ってよ。




「椿…」




もう限界。


一気にこらえてた涙があふれ出した。





「私だけ…勝手にチヤホヤしちゃって…迷惑でしたね」




「ちがっ......姫香!」



「お幸せに…」



「待てって!!おい姫香!!」



「またいつもみたいに一緒に寝るんだから、さっさと帰ってよ。ねぇ、椿」




椿に抱きついてる女に言われた。





「さようなら。...椿」





走ってリビングまでカバンを取り



椿の家を後にした。







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