Believe
「そっかぁ…」

「あのさー、もしもの話なんだけど…もし、芸能人と仲良くなったら泉はどうする?」

「はっ?急に何?」

「別に深い意味はないんだよ。ただ何となく泉だったらどうするかなぁ?と思って」

「そうだなぁ…最初は緊張して話せないかも。でも慣れてくれば普通じゃない?でも、そんな夢のような話無いから…」

「だよね!気にしないで」

「何?芸能人と知り合った訳?」

「ち、違うんだけどさ。ごめんごめん。じゃーまたね。おやすみ」

「おやすみ」

泉との電話を切った。

そうだよね。こんな話が現実だなんて誰も思わないよね。

私もいまだに信じられないでいるんだもん。

今日は眠りについた。
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