Believe
「優希ちゃんはそこまで何で来るの?」
「車です。じゃあ私はそこで待ってます」
「詳しい時間はまた連絡するよ。それと、メールしても平気かな?」
「はい、全然平気です」
「良かった。優希ちゃんも気軽にメールしてね。すぐに返事は出来ないかもしれないけど必ず返すから」
「はい。ありがとうございます」
「じゃーまたね。おやすみ」
「おやすみなさい」
と電話を切った。
(あー緊張した。でも思ったより話しやすい人で良かった。あんな風に話が出来るなんて夢のよう)
ドキドキとワクワクが混じり合いながら、携帯の待ち受けを見ていた。
その日はなかなか眠る事が出来なかった。
そして、金曜日まで来た。
いよいよ明日、稲葉さんに会えると思うとソワソワしてしまって仕事が手につかない。
考える事と言ったら洋服は何を着て行こうかなとかそんな事ばかり。
そこへ同僚の渡辺さん。
「何か最近、良い事でもあったの?」
「えっ、何でですか?」
「最近、ニコニコしてるからさ」
「そうですか?気のせいですよ!」
と言い会社を出た。
(ヤバイヤバイ。顔に出てるのかも)
稲葉さんに会ったなんて誰にも言えないよ。言った所で信じて貰えないしね。私の心の中に仕舞っておこう。
いつもの様に仕事を済ませ、少し早く会社に戻った。
「車です。じゃあ私はそこで待ってます」
「詳しい時間はまた連絡するよ。それと、メールしても平気かな?」
「はい、全然平気です」
「良かった。優希ちゃんも気軽にメールしてね。すぐに返事は出来ないかもしれないけど必ず返すから」
「はい。ありがとうございます」
「じゃーまたね。おやすみ」
「おやすみなさい」
と電話を切った。
(あー緊張した。でも思ったより話しやすい人で良かった。あんな風に話が出来るなんて夢のよう)
ドキドキとワクワクが混じり合いながら、携帯の待ち受けを見ていた。
その日はなかなか眠る事が出来なかった。
そして、金曜日まで来た。
いよいよ明日、稲葉さんに会えると思うとソワソワしてしまって仕事が手につかない。
考える事と言ったら洋服は何を着て行こうかなとかそんな事ばかり。
そこへ同僚の渡辺さん。
「何か最近、良い事でもあったの?」
「えっ、何でですか?」
「最近、ニコニコしてるからさ」
「そうですか?気のせいですよ!」
と言い会社を出た。
(ヤバイヤバイ。顔に出てるのかも)
稲葉さんに会ったなんて誰にも言えないよ。言った所で信じて貰えないしね。私の心の中に仕舞っておこう。
いつもの様に仕事を済ませ、少し早く会社に戻った。