大好きがとまらない!
「ごめん。やっぱり思い出せない。…けど、聞いたことはあるような気が、する。」

微妙な顔でそう言った葉を、ことねはじっと見つめ涙を拭い、悲しそうな顔で

「そうですか…。忘れてしまったなら…仕方ない、ですね…。」

と、ため息をついて固まってしまった。

その様子を不安そうに見ていた葉は、なにか言葉をかけようかと思ったが、ぐんっと急に立ち上がり

「なら、思い出すまで待つのみです!!!私、ようくんへの愛なら誰にも負けませんからぁぁ!」

と言った彼女にまたもや恐怖を感じた。

「いやいやいやちょっと待て。なんでお前はその、俺のことを…。」

「なんで私がようくんのことを好きか、ですか?」

「…そう。」
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こんな気持ち、知らなかった―――― 彼女に惹かれていくも、自分を縛る罪とあの女に抗うことはできない 優しさにふれる度に苦しくなるのは何故だろう ──────────── 主人公、葛城文斗(カツラギアヤト)はクールでストイック、他人に無関心 自ら望んだことではないがあまり人と関わらずに生きてきた なぜなら彼は、ある少女に人と関わることを禁じられているから しかし高校2年生のクラス替えで訪れた大谷春海という女子生徒との出会いにより 彼の生活は一変する……… ほのぼのなようでちょっとドロドロ 文才はかーなーり無いので読みにくいかもしれません(^o^)ゴメンナサイ 受験の息抜きに書くつもりなので更新は遅めかもしれません 気長に読んでやってください 5.12 書きはじめ

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