キミに送る約束~空に向かって~
キミがすき

慧Side

「良かったなー」


朝からいきなり抱きつかれた俺...
抱き着いてきた奴は.....


「宗佑!」


やっぱりコイツだった

朝からこの高いテンションは一体
何なんだよ.....


「その様子だと上手くいったんだろ?
心愛ちゃんとさっ」

「っっ.....///」

「なーに赤くなってんだよ!」

「っッ!///なっなってねぇ─し!」


心愛の名前が出ただけでドキドキする

ちきしょう!アイツ可愛すぎなんだよ!
朝から笑顔で挨拶してくるし.....


「まぁ、俺様のおかげだなー」


宗佑が自慢そうに胸をはる


「はぁ?何でお前のおかげになるわけ?」


それ可笑しいだろ


「俺がお前に何度も勇気を与えたからだろ!
忘れるなよなー」

「.....お前に勇気を貰った覚えはねえ」

「はあ!?んだよそれ!」

「あー!うっせえな!席戻れ!」


まだ何か喋っている宗佑を無理矢理
引きずって席まで戻した


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