悠久の祈り -春宵夢想-
序章


函館戦争が終結して一年弱。




私と彼は今も変わらず、あの小さな村で暮らしている。




村の人達は私達の事情を知っている為、新政府軍から匿ってくれていた。




匿ってくれているだけでなく、村の人達は私達にとても良くしてくれる。




その恩返しを兼ねて、私は子供達と遊んだり、彼は子供達に勉強を教えていた。






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