悠久の祈り -春宵夢想-


本当に俺は馬鹿だ…。




あいつを幸せにするどころか、辛い想いをさせちまった。




一刻も早く涼を見つけて、誤解を解かねぇとな…。




俺が愛しているのはお前だけだって…。




だから…。




「無事でいてくれ…」




俺は暗くなり始めた道を走り抜けた。






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