悠久の祈り -春宵夢想-


今度から気をつけないと、何されるか分からない。




彼は絶対何か企んでる…。




私は今後が思いやられ、うなだれた。




「涼、あれを見ろ」




歳三さんに肩を叩かれ、顔を上げた。




そこには、白無垢姿で歩く花嫁さんとそれに連れそう花婿さんが居た。







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