不良×男子校=イケメンの集まり!?
その後、また言い合いを始めた私たちは半ば呆れた様子の杉山君に引きずられながら校舎の中へ入った。
引きずる時に襟首を持たれたせいか途中で意識がなくなりかけたのは秘密。
「ぐはっ。首いてぇー...。」
「ざまあ!」
「お前も人のこと言えねーだろ。」
教室に行く途中杉山君に解放してもらった私達はまた懲りずにいい争いをしていた。
首のとこを擦りながらこちらを睨み付けてくる夏樹君は先程より迫力がない。
涙目で睨み付けてきたってなーんも怖くないよねー。
校門にいた時と同様に鼻で笑えば舌打ちをしたあとそっぽを向いてしまった。
掴みかかってこないのは先程の杉山君の件があるからだろう。
まあ、私も杉山君のことがあるからあんまり挑発はしないけど。
すっごい怖いし...。
「お前は怖がったりしないんだな。」
「え?」
何か夏樹君がボソッと言った気がするけど夏樹君は何も答えてくれなかった。
「ねー、さっきなんて言った?」
「なんでもねーって。」
「ねー。」
「しつけーなてめー。」