不良×男子校=イケメンの集まり!?

「準備が整ってんなら早く来い。」




教室の扉にもたれかかっていた仁君はそう吐き捨てると廊下へ出ていってしまう。




ちょちょ!迎えに来たなら待ってくれてもいいじゃん!

ていうか、今日は屋上に行けないし!





仁君の姿が見えなくなる前に荷物を鞄の中へ入れると慌てて教室を出た。




「ちょっと待って!」



「あ?」





廊下に出て叫ぶと意外に声が響いた。



ちょっと地味に耳が痛い...。







「なんだよ。」



「今日、屋上には行けないっす!」



「あ"?」





今日屋上には来れないと告げると、何故か凄まれた。なにゆえ。





「....んでだよ。」



「え?」



「理由は?」







何が気にくわないのか仁君は眉間にシワを寄せたまま、何で来れないのか、と聞いてくる。





え、何で理由言わないと行けないの。逆に。





「家庭の事情っすけど。」



「はぁ?」






大体の事を省いて行けない理由を言うと仁君は更にシワを寄せ、意味分かんねぇとでも言い出しそうな顔をする。




いやこっちが意味分かんねぇ。








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