悪魔のようなアナタ ~with.Reiji~
「……っ、み、水澤くんっ……だめっ……」
「そう? お前のここはだめって言ってないけど?」
いつのまにか一糸まとわぬ姿になっていた灯里の足の間に、そっと玲士の指が触れる。
玲士の服の前もはだけ、均整のとれた胸が露わになっている。
初めて肌を重ねる感触に胸を震わせる灯里の秘所を、玲士の指がそっと刺激する。
敏感な蕾に触れられ、灯里は快感に背を仰け反らせた。
「……ぁあっ……はぁっ……」
「やっぱり……小悪魔だよ、お前。本当に可愛い」
玲士は熱に濡れた声で言い、灯里の腰の裏に腕を回してぐっと引き寄せた。
玲士の広く厚い胸に灯里の胸が重なる。
暖かい体温が肌越しに伝わり、灯里の全身を甘いウッドノートの香りが包んでいく。
灯里は朦朧としたまま、玲士の手が与える快楽に身を委ねていた。
玲士の指は灯里の足の間を休むことなく刺激する。
蕾を抓まれ、擦られ、捏ねられて……。
灯里は頭の中が白くなってくるのを感じた。
「……っ、はぁっ……」
「可愛いお前にご褒美。――――さぁ、イって」
玲士の指の動きが激しさを増す。
灯里は背を仰け反らせ、白い世界へと飛んだ。
意識の高みまで飛ばされ、奈落へと落とされる。
――――もう何がなんだかわからない。