悪魔のようなアナタ ~with.Reiji~




<side.玲士>



01:30。


枕元に置かれたランプが腕の中で横たわる灯里の顔をぼんやりと映し出す。

シーツに散ったくせのある茶色い髪も、涙の滲んだ睫毛も、嫋やかな体も、見た目よりふっくらした胸も……。

灯里の全てが玲士の視線を奪ってやまない。


ふと下を見ると、繋がった部分から紅く透明な液体が流れ落ちている。

玲士は灯里の背に腕を回し、ぎゅっと抱きしめた。


あれから、玲士は激情を刻み付けるように何度も灯里を抱いた。

何度抱いても足りない……。

灯里は快楽に身を捩らせ、可愛らしい悲鳴と共に玲士の腕の中で意識を失う。

びくびくと灯里の秘所が痙攣するたびに繋がった部分が強烈な力でぎゅっと締め付けられる。

玲士は腕の中の灯里のあまりの可愛さと想像以上の快楽に、溺れていく自分を感じていた。

灯里の体力がもうないのはわかっている。

けれど、離せない……。


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