お仕置きしてやろうか?~ご主人様は俺様王子~

チュンチュンと鳥のさえずりが聞こえる。


朝日が閉じた瞼に容赦なく照りつけた。


それがたまらなく心地悪い。


「桐生起きて!!」


「ん……」


萌が呼ぶ声が聞こえるのに…


一向に体は目を覚まそうとはしてくれない。


「桐生ってば!!」


キンキンした声が耳に響く…


少しは静かにしやが…


「…っ!!!」


突然首元に冷たい手が触れて体が条件反射で跳ねる。


「…てめえっ」


「やっと起きたぁ!!」


視界のピントが合ってきて、そこには笑顔の萌がいた。


いつの間に俺が首が弱いと気づいたのか、萌は最近起こすときに首ばっかり狙ってくる。


しかも最初は申し訳なさそうな表情を見せることもあったが今は得意げに俺を見つめてくる始末だ。


慣れって怖いよな。

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