お仕置きしてやろうか?~ご主人様は俺様王子~

確かにそういう考え方もあると思う。


俺も多分あいつに出会わなければこの婚約を素直に受け入れられたと思う。


でも…違うんだよ。


ずっと好きだったバカ女。


萌だけを俺のものにしたい。


だから…俺には無理な話だ。


ホールが一望できるステージの上。


奥の方では何も知らないあいつが恭史郎と笑ってる。


無防備に頬を赤らめやがって…

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