レンアイ授業

「あたし、やります。」

はるっちは、ニッコリ微笑んだ。

「わかったわ。
特に指定はないから、いつも通りに書いてちょうだい。
締め切りは1ヶ月後。
恋歌の最新作、楽しみにしてるわね。
また相談のるから、いつでも連絡して。じゃぁ。」

「はい。ありがとうございます。」

はるっちは、また微笑んで帰っていった。

社長からのテストかぁ。

1ヶ月で、良い作品を。

頑張らなくっちゃ!

その日から、あたしの頭は新しい小説のことでいっぱいだった。








< 13 / 162 >

この作品をシェア

pagetop