モヤシ男・最終章~最愛なる君へ~

失ったモノ

このままじゃ、どうしようもない



コンコン、コンコン


「モヤシ男さん、具合の方はどうですか?」


こっそり病室にモヤシ女が入ってきた



「大丈夫だよ・・・でも、半年は入院しろだって。」


溜め息混じりにそう言った




「半年もですか!?なんでなんですか!?」


「俺が一番聞きたいよ!!」



ちょっとイライラしたせいか言葉が荒々しくなった



「そんなに怒らなくても良いじゃないですか!」



「ごめん・・・君にあたっても仕方ないのにね、、、」



そうだ、こんなに心配してくれてるモヤシ女に何あたってんだよ俺




「…一つ質問して良いですか?」


「…何??」



ちょっと2人の間に変な空気が流れてる


「モヤシ茶飲めば、入院しなくてすむんじゃ。」



「…モヤシ茶…あっ!そうだよ!」



たまには、良い事言うなモヤシ女



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