secret love~アイドルと…~
玄関に着くと、くるみの動きが止まった。


「親がいるの?」


「両親共働きだから、

誰もいない・・・」


「じゃあ、問題ないんじゃない?」


「問題大アリなんだけど?」


「何が?」


「私、蒼君とは、

お近づきになりたくないんだけど」


「取って食ったりしないよ」


?!!

オレの言葉に驚くくるみ。


その顔が、あんまり可愛くて、

取って食べてしまいたい・・・

なんて思ったけど、

そんなことはしないって言ったばかりだから、

なんとか、

その気持ちを抑えた。
< 72 / 151 >

この作品をシェア

pagetop