真夏の海のシンデレラ
「さてと・・・今日はちょっといいとこ連れてってやるよ」


「え~そんな、気使わなくっていいって」


「別に気使ってないよ。俺がヒナと行きたいから行くの!」


彼の一言一言が嬉しい。


私、本当に浩二が好き。


今まで、ここまで人を好きだと思えたことはない。


だから、彼に嫌われたくないって思いが大きくなっちゃうんだ・・・


そんな気持ち、浩二には全然分からなかったんだよね。
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