青空からの贈り物。 〜君が教えてくれたこと〜
「い、たたたたた…」
「いってぇ…」
驚いて思わずつぶってしまった目を、恐る恐る開ける。
男子さんと衝突したことで、私は屋上の床に、倒れてしまっていた。
ま、私が避けなかったのが悪いんだけどね…
って、いうか!
何で、男子さん、空から降ってきたの!?
まさか人間じゃない、とか…?!
そんなことを考えながら目をちゃんと開けると、その、男子さんの顔が目の前にあった。