あの日の君へ。
*第6話*
午後2時――――

丁度おやつ時


明音と一緒に、渋谷の町を歩く。

女子だけっていうのも楽しいもんだね♪




なんて、思ってたのも束の間

あたしはこの後、衝撃の光景を目の当たりにする。



「――あれ、
あの店の中にいるの 誠じゃない?」

明音が驚いたように口を開く

「本当だ・・・!!」
「てか、あれって宝石店じゃない・・・?」


でもなんで宝石店に・・・?


だけどそんなことどうだっていい。
今は誠に会えたことが本当に嬉しい!!


私は嬉しくて、その店の扉を開こうとした

・・・その瞬間。



「えっ・・・」

誠の隣にいるのは・・・


誰?



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