歌姫はギタリストに恋をする゚*。
リビングのテーブルに置いていた携帯が鳴った。

私は名前も確認せずに、すぐに電話にでる。





「もしもし!?」


『今どこ?』



やっぱり!

電話の相手は慶だった。







「今、家だよ!ちょうど片付けてたとこ…」

『わかった。すぐ帰る』

「あ、ちょっ…」


プツッ

ツーツーツー





電話が切れた。





もう…

“今どこ?”とか…


“お腹空いてない?”とか…






色々聞きたいことあったのに…

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