小説的美学
小説といふ物
今の時代はすごいよ。だって、読むのが娯楽、を通り越して、書くのが娯楽になってる。

もし、存在する人の数だけ小説が書かれるようになったら、…敢えて私の作品を選んで読まずとも、同じような小説がゴロゴロ転がっているわけで。そっちに流れていくのだろう。

それはとても悲しいこと。私はいてもいなくても、かわらないんだから。

それでも小説家になりたいと思った。そのためにならなんでもする。

そもそも、小説に新しいアイデアなんてないでしょ?だって、小説は、ずっと昔から永遠と、愛だの悲しみだの、そんなありふれたものを描き続けている。

それか、現代の問題点を扱った作品とか。なんか、どっかの新書からテーマ持ってきて具体例書きましたってかんじ?
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