メロディー
やさしいんだ
うん♪て、私の親が許してくれるわけない。
でも、バンド組みたい!!
私は急いで自分家の地図を書いた。
「はい!これ地図です!無理かもしれないけど、よろしくです!!」大和君に地図を渡した私は、急いで駅に向かった。
時計を見ると午後3時15分だった。
「やばい!!電車〜!」駅の階段を上り、ホームへ走った・・・。けど間に合わなかった。次の電車が来るのは、3時43分・・・。
怒られるの決定。
「電車待つよりマシだ、走って帰ろう!」駅を出た。
「みい!!」誰かが私の名前を呼んだ。
[ふぇ!?しっ真二くん!!」私の名前を呼んだのは、信二君だった。
まさか、送ってくれるとか・・・?
「早く乗れよ!!」バイクの後ろを指差して言った。
本当は、優しいのかな・・・?
「ありがとう、真二くん」本当に本当にうれしい・・・。
ブルンブウンー
「しっかりつかまってろよ・・・大事なヴォーカルなんだからな!」
私の腕を自分の腰にまわした。
「てか、何で私の名前・・・・」
「あー、大和に聞いた。」会話終了・・・・。
でも、話さなくてもいいんだ、だって真二君が私の名前おぼえてくれたから。
「さっきごめん。」小さく真二君が言った。
さっきって・・・、あの事か。
「いいよ、もう気にしてないから。」
「着いたぞ」あっという間に家に着いた。
時刻は、3時40分。
「間に合った・・・・。」
「じゃ、またな」信二君が言った。
またな・・・。それってまた会えるってことだよね!!
「うん!!またね、真二君!!」
ガチャ、「ただいま〜」こっそり家に入って自分の部屋に直行した。
ゴロン。ベットに転がりバンドのことを考える。
「やっぱり無理かな〜・・・」なーんてっ弱音をはいてるけどやっぱりバンドを組みたい。
「よし!!明日親に話そう」
< 5 / 6 >

この作品をシェア

pagetop