彼女とUFO【密フェチ】
ポヨ~ヨ~ンポヨ~ヨ~ン



僕の彼女は、UFO探しに夢中だった。


彼女は、信じていたUFOの存在とそして厄介な事にそのUFOが現れたら自分は、必ず連れて行ってもらえると硬く信じていた。



彼女は、いつの日にか来るその日を待っていた。



悲観もせずにそれが運命だと受け入れていた。



彼女は、毎晩八時から九時まで窓の外を見つめた。



そして小さい声でこう言った。



「ポヨ~ヨ~ンポヨ~ヨ~ン」



彼女に聞くとそれがUFOを呼ぶ為の合図らしい事が分かった。



彼女は、今夜も窓の外を双眼鏡見ながら同じ声を出している。



双眼鏡を握るその細くて白い指、そして小さな呪文のような不思議な声。



僕は、毎晩その様子を見るのが大好きだった。



彼女の声、彼女の指、彼女の美しい横顔。



僕にとってとても心地良い時間だった。


「ボヨ~ヨ~ンポヨ~ヨ~ン」



彼女とつきあって二年以上になるが飽きる事がない至福の時間だった。



「ボヨ~ヨ~ンポヨ~ヨ~ン」



僕は、この時間が少しでも長く続くように願った。



僕の中にも彼女は、いつかUFOに乗ってどこかに行くのだろうと言う事は、確信に変わっていたからだ。



長くつきあっているとそれは、まぎれもない事実だと僕は、思うようになっていた。



少しでも長くこの状況を変えずに欲しいと僕は、宇宙人に祈った。



ボヨ~ヨ~ンポヨ~ヨ~ン今夜も彼女の声が響く。









おわり
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