アイ,Shadow 【密フェチSS】
最近のお気に入りとなった彼を見つけて、ドア付近の混雑を避ける態で車両の奥へと入り込んだ。座る彼のやや右斜め前という絶好の位置を、さりげなく、でも必死に、私は確保した。

この時間、彼は確実に目を閉じて眠っている。
終点まで目覚めない。
天気は快晴。
いい感じで、陽射しが彼の顔に降り注いでいる。

私の心は、にんまりとほくそえんだ。
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