けいさつのお兄さん。〔BL【短編】〕
「千尋が好きだよ。」

俺は、いきなりのキスに呆気を取られぼんやりしていた。
いきなりの告白いきなりのキス…。
俺は、唇を指でなぞる。

「千尋は、そういう意味じゃなかった?」
「違っ…ただ、いきなりすぎて…」

俺は、首を振る。隆司の顔を上手く見ることが出来ない。

「ならいいや、僕と付き合って下さい。」
俺は、言葉の代わりに首を縦に振っていた。

「……千尋…好きだよ。」

そう言って隆司俺にもう一度優しいキスをした。
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