残業
「そっそんなこと、なんで分かるん
ですか?」


「そんなの俺もお前を見てたからだろ」


えっ?
それって…

意外な答えに驚き固まっていたが、気持ち
を確かめたくて立ち上がると、向かいの
席にいたはずの上司はおらず、ハッとして
横を向くと目の前にメガネの彼が迫って
いた


その視線に耐えかねて後退りするも、
容易く捕らえられ、私が聞きたかった
言葉は彼の口づけに絡め取られた


息つく暇もないような熱くて強引な、
でも慈しむようなソレは言わずもがな…


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