オークションの悪戯-イタズラ-
「あのどうしたんですか?」

「俺とどっか行こうか」

神田先生のノリになってるけど!

私は服屋さんに着く。

高そう、私は完全場違いだな。

「この子に合う全身コーディネートで」

神田さん何物!?

私は店員さんに連れていかれる。

「壮一くんの恋人?」

「な、そんなわけないですよ」

こんな洒落たとこ連れてきて

女慣れしてそうだし…

「壮一くんも慣れてないと思うわよ?」

「はい?」

「ここはいつも利用してくれてる男女

両方に向けているブティックだし」

「そうなんですか?てっきり女慣れ

してると思ってました…」

「女性なんか滅多に連れてこないのよ?

さ、できた!」

店員さんに試着室から追い出される。

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