私のヒーロー=ヤンキー君☆
りまが鳳と羽柴の所に向かって走っていく。
鳳は急いでりまの顔を隠す。
でも、バイクに乗った人が、私とりまを交互に見て怪しく笑った。
ゾクッ……
恐い。
この人…
「また今度にするわ!!それでは、またお会いしましょう、お姫様方。」
ハッとして下駄箱を振り返った羽柴。
「茉智!!顔隠せや!!」
「え!?」
羽柴は私を見て、慌てたように言った。
体が、動かない。
ブォン、ブォンブォン!!
エンジン音を高鳴らせて暴走族は帰って行った。
砂ぼこりが今までの状況を物語っていた。