赫の守護〜無自覚溺愛吸血鬼〜
頑張ろうとは思う。
だが、その頑張りが空回りしないか不安だ。

何より、自分の不運がこの先生達に飛び火することが分かり切っているため、先生達が逃げ出さないか不安である。


(頑張るとは言ったものの、大丈夫かなぁ……)


先生達に笑顔で挨拶しながら、キサラは不安ばかりを募らせていた。



 
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