あたしの秘密

「この後出頭する。俺は人間として最低なことをした。許されることはないと思うけど、ちゃんと罪を償おうと思う」

「……………………」

「彩乃、人生をめちゃくちゃにして本当にごめんなさい。それじゃあ」


楓はお辞儀して、歩いていった


「待って!!」


あたしは楓のところまで追いかけた


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