恋のち涙
そんなことを思いながら、ゆっくり歩いてたら――



ドンッ――って音と共に、衝撃が――。

振り向き、見下ろすと――小さくて可愛い女の子がこけてた。

よっぽど走ってたんだろうか?
頭に沢山の桜の花びらをつけて、息を切らして―。
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