あくしゅ。
そして3時間が過ぎた頃、

ようやくジェイクに

とても似合うであろう物を見つけた。


「由香。…これ、どうかな」

「うん、とっても素敵だと思う!

 きっと喜んでくれるよ!」


里美はジェイクの喜ぶ顔を想像し

嬉しくなった。


そして、プレゼント用に包装してもらい、

それをとても大切に胸に抱えた。


ジェイクへのプレゼント。

それは、

“透き通るようなホワイトの

 メディスンバッグ”

だった。



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