初恋-はつこい-
真由は花帆のリズムに

合わせてゆっくりと

深呼吸をする。


3,4回繰り返すうちに

気持ちが少し落ち着いた

感じがした。


「ありがとう、花帆。

 ちょっと落ち着いた」


真由が笑顔で言うと、

花帆が軽く頷いた。


そしてゆっくりと

立ち上がり、

「真由たちの邪魔に

 ならないように、

 杏奈たちの部屋に

 遊びに行ってるね」

と言うと

花帆は両手で拳を作りながら、

“頑張って”と口を動かし

部屋を後にした。


< 303 / 485 >

この作品をシェア

pagetop